「自分がディレクターである、これは自分のアイデアである」、「それをチームはただ実践していけば良いのだ」という考えはもはやアメリカでは通用しません。私も、チームメンバーと話をして一緒にアイデアを作り、そのアイデアをチームメンバーの手に委ねるという方法を自身の経験から取っています。つまり「君がこれから生み出すんだから頑張ってね」と言った方が良い結果が出るんです。たとえ出てきたアイデアに100%賛同できなくても、「これは自分のアイデアだ」と思えばそれだけでチームメンバーも頑張る気になれますので。アイデアを押し付けるのではなく、相手にアイデアを自分のものとして考えてもらうようにする方が動機付けになります。これは西洋的な考え方というだけではなく、おそらく世界中のどこでも同じだと思います。日本でもおそらく同じではないかと。日本のゲーム開発においても、もっと「自分たちがアイデアを所有している」という意識をチーム内で広めていく、というのが大事だと思います。